田舎のバドミントン研究所

バドミントンがうまくなりたい研究員の記録

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【ルール】バドミントンのサービス(サーブ)はどこに打てばいいの?

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研究員のたのまるです

初心者からバドミントンを始めて、ラケットの振り方やシャトルの打ち方を覚えてくると、
今度はゲーム(試合形式)練習をする機会が増えると思います

試合形式の練習ができるようになると、バドミントンの楽しさは倍増していきます!

試合形式での練習をするときにまず最初に覚えないといけないのが、サービス(サーブ)のルールと、
試合の進め方ではないかと思います

今回は、サービス(サーブ)のルールについて確認してみたいと思います

バドミントンのサービス(サーブ)のルールを確認しよう

サーブのルールの確認ポイントは、次の3つかなと思います

  1. どこからどこに打てばいいの?
  2. 反則になる打ち方は?
  3. そのほか気を付けることは?

サーブはどこからどこに打てばいいの?

バドミントンのサービスエリア(サーブを打つ位置)はダブルスとシングルスで異なります

まず、ダブルスでのサービスエリアについて説明します。

バドミントンでは、次の図のように対角線のエリアにサービスを打ちます また、サーバー(サービスを打つ人)側のスコアが偶数の場合は右側のエリアから、 奇数の場合は左側のエリアから、相手のコートの対角線のエリアにサービスを打ちます

f:id:tanomisa:20191110122053p:plain サーバーのスコアが偶数の場合 ※Ⓢがサーバー、Ⓡがレシーバー

f:id:tanomisa:20191110122125p:plain サーバーのスコアが奇数の場合

ダブルスの場合は、チームで2人のプレーヤーがいるので、ゲーム開始時にファーストとなる人を決めます
0-0で試合開始するときに、サービス権を得たチームのファーストが右側のエリアからサービスを打ち、
レシーブ側のファーストが、同じく右側のエリアに入りサービスレシーブし、試合が始まります

サーバー側が連続で得点を挙げている間は、サーバーは同じプレーヤーが続けて、偶数・奇数の位置を
移動しながら打つことになります

サーバー側がミスをする等した場合は、相手にサービス権が移り、その時点での相手のスコアの位置から
同様にサービスを打ってゲームが進んでいきます。
基本的に、サーバー側が連続得点をした場合以外で、左右の位置が変わることはありません

ちなみにシングルスの場合は、両サイドの細長いエリアは使用しないため、サービスエリアも次のようになります

f:id:tanomisa:20191110132656p:plain サーバーのスコアが偶数の場合

f:id:tanomisa:20191110132706p:plain サーバーのスコアが奇数の場合

どんなサービスが反則になる?

サービスを打つ際、フォルト(反則)となる行為は次のものです
・サーバーとレシーバーが体勢を整えた後、サービスを遅らせる行為(レシーバー側も同様)

・サービスコート(図で色を付けたエリア)の境界線に触れる(レシーバー側も同様)

・ラケットでシャトルの台(コルクの部分)以外を打った時

・サービスの動作中に足をコートから浮かせる、位置をずらす行為(レシーバー側も同様)

・ラケットで打つ瞬間に、シャトルが床面から1.15mを超える高さとなった場合(H31年度採用の新ルール)

・サービスを打とうとラケットを後方にひいてから、サービスを打つまでの間に動きを止める行為

シャトルを打ちそこなった場合

正式なルールを確認したい方は、日本バドミントン協会の競技規則第9条で確認してみてください

そのほかのサーブの注意点は

・サーバーはレシーバーの体制が整う前にサービスを開始することはできないので、
 サービスを打ってもレシーバーが反応しなかった場合は、打ち直しになる

・ただし、レシーバーがサービスを打ち返そうと反応した場合はサービスは成立する

・サーバーとレシーバーのパートナーは、サービスの間、相手選手の視界を遮る位置でなければコート内のどの位置にいてもよい

まとめ

・サービスは自陣のサービスエリアからネットを挟んで対角線の位置にあるサービスエリアに打つ

・サーバー側の得点が偶数か奇数かで、サービスを打つ位置が変わる

・サービスが打てるようになると試合ができるようになるので、バドミントンがもっと楽しくなる!