田舎のバドミントン研究所

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【バドミントン】パフォーマンスを上げるための股関節のはなし

f:id:tanomisa:20191208235854j:plain    研究員のたのまるです

バドミントンの上達を目的としたトレーニングで、ウェイトトレーニング体幹レーニングなど行っていると思いますが、それらのトレーニングの効果をパフォーマンスの向上につなげる方法をご存じでしょうか?

例えば、バドミントンのスマッシュを打つ動作を見てみると、下半身と上半身の動作が連動することで、全身の力をインパクトの瞬間に集めることができます
これができていないと、いくら全身ムキムキの筋肉自慢の選手でも鋭いスマッシュを打つことはできないでしょう

今回はこの全身を連動させるために必ず必要となる股関節のトレーニングについて確認してみたいと思います

バドミントンのパフォーマンスを上げる股関節トレーニン

腰割り

まずは基本のトレーニングとして腰割りを紹介します
いつも参考にしている整体姿勢屋堀口さんの動画がわかりやすいです


かんたん!自動整体! 腰割り 腰痛骨盤の歪みが気になる方、必見!

この腰割りを行っている有名なトップ選手といえば、メジャーリーグで活躍したイチロー選手でしょう
ウォーミングアップ時に腰割りを行っている姿をメジャーリーグの野球中継で何度も見たことがあると思います

普段から股関節の可動域が少ない人が行うと、最初はインナーマッスルレーニング特有のつらい運動になると思いますが、無理せずに浅めの動作から始めてみてください

続けていくうちに、しっかり深く腰を落としても、回数をこなすことができるようになってきます

これは基本の動きですので、毎日続けることが大事です

この腰割の効果としては、
・股関節の可動域を広げる
・股関節周りのインナーマッスルの強化
・血流が促進され代謝がアップ

など非常に効果的な運動です

仙腸関節の可動域アップ

腰割りに近いのですが、少し動作を変えたものです


スパイダー(仙腸関節分割法) SI Joint Super Mobilization

非常に地味な動きの運動ですが、この仙腸関節のトレーニングが下半身と上半身の連動に大きく関係してきます

紹介した動画以外にもトレーニング方法はありますが、まずはこの方法を参考にして毎日続けてみてください

バドミントンのパフォーマンスへの影響はすぐには出ませんが、徐々に、でも確実に変わってくると思います
左右の足がそれぞれ別の生き物のように動かせるような感覚になってきます

コモドストレッチ

股関節のストレッチとしてコモドストレッチを紹介します


コモドストレッチのやり方!2017年12月22日更新

このストレッチは、股関節だけでなく上半身も含めた全身が伸びている感覚になるので非常に効果的なストレッチです

まとめ

バドミントンのパフォーマンスを上げるために股関節のトレーニングは避けて通れません
これまで意識してこなかった人は、さらにレベルアップするチャンスです
今回紹介した
・腰割り
仙腸関節のトレーニン
・コモドストレッチ
を参考にして股関節のメンテナンスに取り組んでみましょう

少しでも股関節の可動域が変わったと実感したら、ほかにも全身の連動性を高めるトレーニングがあるので、試してみてください
今後紹介していきます

一点注意ですが、大会の前や試合の当日などに新たにこのストレッチやトレーニングを始めないでください
通常と違う筋肉が使われるので、普段と感覚が変わってしまったり、インナーマッスルが十分鍛えられていない状態で使われ始めるので、筋肉の疲労感が強く出たりします
日頃から少しずつ行い、体を慣らしてから大会や試合に臨むようにしましょう!

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