田舎のバドミントン研究所

バドミントンがうまくなりたい研究員の記録

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【初心者】バドミントンラケットの選び方のポイント

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研究員のたのまるです

バドミントンを始めるときに最初に必要になるアイテムはなんでしょう?

公園で遊ぶにしても、体育館で練習するにしても必ず必要になるのは、「ラケット」シャトルです

公園や広場で遊ぶだけなら、ラケット2本とおもちゃのシャトル(羽根)がセットのものが数百円から千円くらいで売られていますので、楽しく打ち合うくらいであればそれでも問題ないです
バドミントンはどんな形であれ、楽しむことができるスポーツだと思います

でも、今回は、これから競技としてバドミントンを始めて、いずれは試合をしたり、大会に出るために練習を続けたいと考えている初心者がどんなタイプのラケットを選んだらいいかを確認してみたいと思います
ラケットの選び方によっては、無理に飛ばそうとして肩に負担がかかりけがをしてしまったり、思ったように飛ばすことができなくて楽しくない・・・なんてことになる場合もあります
だとしたら、本当に残念なことだと思います

これからバドミントンを始めたい!という皆さんには、ぜひ、自分に合ったラケットを使ってもらって、楽しく長くバドミントンを楽しんでもらえればと思います!

バドミントンの初心者が使いやすいラケットとは?

ラケットの重さは軽いほうが扱いやすい!

ラケットの重さは軽ければ軽いほうが扱いやすいです

初めて競技用のラケットを振ると、ほとんどの人はその軽さに驚くと思います

なので競技用のラケットであれば、重さに関してはどれも問題ない軽さです
ラケットの重さの表示は”U"という記号が使われていて数字が大きくなるほど軽いラケットになります

2U:約90~95g
3U:約85~90g
4U:約80~85g
5U:約75~80g

一般に初心者や女性は軽いラケットを使うことが多いのですが、筋力があってバシバシスマッシュを打つような選手はある程度の重さのあるラケットを選んでいます

はじめは軽いラケット(4U程度)でバドミントンに慣れてきたら、自分に合う重さのものを選ぶといいのではないでしょうか

スイングバランスはイーブンのものかヘッドライトのものを!

ラケットを振った時に感じる重さには、ラケット自体の重さのほかに、ラケットの重心位置によるスイングバランスがあります

ラケットの先端に重心があるものは、ヘッドヘビーといわれるタイプで、スマッシュを強打するときに力が乗りやすく、より重く沈み込むような打球を打つことができます
その反面、力のない選手だと、振り遅れたり、かえって振り切ることができなかったりと、扱いが難しい特徴があります

反対に、ラケットのグリップ寄りに重心があるものをヘッドライトといい、振りぬきが軽く、素早く打ち合う場面ではとても扱いやすいです
ヘッドに重さがないため、スマッシュを強打した時に打ちごたえがあまりない感じが強いと思います

ヘッドヘビーとヘッドライトの中間のイーブンバランスのラケットもあります

同じ重さのラケットでも、バランスの違いで振った感覚は全く違うものになります 初心者が選ぶときは、まずはイーブンバランスかヘッドライトのタイプを試してみてください

シャフトの硬さは中間位から始めてみよう!

重さやスイングバランスと同じかそれ以上に大事なスペックに「シャフトの硬さ」があります

最近のラケットはほとんどがカーボン製になっていて、硬さなんて変わらないんじゃないの?って思っているかもしれませんが、この硬さによってラケットの性質はものすごく大きく変わってきます
シャフトが固いラケットは、ラケットの面の安定性が高く、選手の力がダイレクトにシャトルに伝えることができるため、強打を打つ選手に向いています
デメリットとしては、シャフトのしなりが少なくタイミングを外すと、シャトルが飛びません(ラケットのしなりが助けてくれません)

一方、シャフトが柔らかいラケットは、しなりを使うことができるので遠くに飛ばすことができ、多少タイミングを外してもラケットが助けてくれます

はじめに選ぶラケットは、あまり硬すぎず柔らかすぎず中間付近のラケットを試してみて、ある程度上達した段階で、好みの硬さのものに移行していくのがいいと思います

ガットの硬さ(テンション)は18~20ポンドくらいで!

ラケットに張るガットのテンションも迷うところだと思いますが、これもシャフトの硬さと似ているところがあり、低いテンションで張るとシャトルは遠くに飛びやすくなりますが、安定性が落ちてしまいます
ただ、始めたばかりの頃は同じように打っても同じところに飛ばすこと自体が難しいので、あまり影響はないです

逆に、テンションを高くしすぎるとスイートスポット(一番力が伝わるエリア)が狭くなり、少しあたりが悪いとあまり遠くに飛ばすことができません
当然、上級者が強打を打つときはテンションが高いほうがコントロールよくより速いスマッシュを打つことができます

初心者であれば、まずは大体18~20ポンドくらいのテンションで試してみてください

グリップの太さは細めのものを選んで調整すればOK!

グリップの太さは、Gという記号であらわされ、数字が大きくなると細くなります

G4、G5、G6という感じでラケットに書かれています

スポーツ店などの店頭においてあるラケットは、新品であればラバー製のグリップが最初から巻かれていますが、実際に使用するときは、アンダーラップやグリップテープその上に巻き付けるので、店で握った感じよりも太くなります
そのため、少し細めかな?と思ってもあとで調整できるので、G5などの細めのものを選んでおけばいいと思います

まとめ

バドミントンをこれから始めるときに選ぶラケットとしては
・競技用のラケットであまり重くないもの(個人的には3Uか4U)
・スイングバランスはヘッドライトかイーブンバランスのもの
・シャフトの硬さは中間に近いもの(中学生や女性は柔らかめでもOK)
・ガットの硬さは18~20ポンド
・グリップはG5でグリップテープなどで調整

ぜひ、最高の相棒ラケットを見つけて楽しいバドミントンライフを!

中学生からバドミントンを始めた初心者向けの記事はこちら

badminton-step.hatenablog.com

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