田舎のバドミントン研究所

バドミントンがうまくなりたい研究員の記録

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バドミントンの試合で勝つためのメンタルについて

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研究員のたのまるです

タイトルに試合で勝つためのメンタル!なんて大げさなことを書いてしまいましたが、たのまるがいつも試合に臨むときに持っている考え方です(ご了承ください)

バドミントンの試合で、自分より格下だと思っていた相手にあっさり負ける

強い選手と一回戦で当たりアンラッキー・・・ 結果はやっぱりぼろ負け・・・

なんて経験はありませんか?

その原因は試合中の思考、つまりメンタル面での弱さが出た結果ではないでしょうか?

試合本番で日ごろの練習の成果を発揮するためには、身体的な準備のほかに精神面を整える必要があります。
今回は、バドミントンの試合で勝つためのメンタルについて確認してみたいと思います

身体的な準備(ウォーミングアップ)についてはこちら
badminton-step.hatenablog.com

バドミントンでのメンタルの重要性

競技スポーツをやっている人はわかると思いますが、技術力や体力だけを強化しても試合に勝つことはできません

試合に臨むときの気持ちの持ち方で、実力を発揮できるかどうかが決まってきます

今回は、
・自分より格上と思われる相手と対戦するとき
・自分より格下と思われる相手と対戦するとき
・緊張しすぎている場面

の意識について簡単なコツみたいなものをお伝えしたいと思います

自分より格上の相手との対戦時

大会の試合前に対戦相手の練習を見て、ものすごいスマッシュや正確なレシーブを見て戦う自信がなくなったことはありませんか?
チームメイトから対戦相手について「強い相手だね~」 なんて言われて戦意喪失なんてことも・・・

こんな状態で、自分より強いといわれている相手に勝てる確率は限りなくゼロに近いのではないでしょうか

そんな状況で有効な思考は?

「自分より強い相手との対戦を楽しむ!」ことです

自分より上手な相手だ、ということを認識しつつも、決して「絶対に勝てない相手だ」と思わないことが重要です

周りの人たちは、自分より対戦相手の方が強いと考えているんだから、たとえ負けたとしても自分としては何も失うものはありません

相手に一矢報いて、周りの人たちを見返してやるというような気持ちで、どちらかというとリラックスしながらも心の中では燃えているようなイメージです

これは、練習での試合の時も同じです
強い人は手を抜いてくることもありますが、頑張って相手を本気にさせようという気持ちで試合に臨むことが大切です

自分より強い人との対戦は、戦術やメンタルの面で有効なトレーニングになり貴重なものです

強い相手だという事で戦意を喪失することなく、思い切りぶつかっていきましょう!

自分より格下の相手との対戦時

先ほどとは逆に、対戦相手が自分より格下だと感じてしまうと、つい油断をして手を抜いたり、普段しないような難しいショットを打ってミスをしたりしていませんか

普段の練習では様々なレベルの人と一緒に練習していると思いますが、弱いと思う相手に対して手を抜いてしまう癖がつくと、試合本番でも同じような思考に陥ることがあります

このような思考で試合に臨むと、自分のミスで点差が開いた場合や、相手が予想以上に手ごわかった時に焦りがでてしまい、試合中に気持ちを挽回できず敗退する可能性が高いです

相手が格下であっても「常に自分の最高のプレー」を心がけることが大切です
これは、練習での試合中も継続する必要があります
どんな相手との対戦時にも、常に相手の苦手なコースはどこか? ミスを最小限にする!など、自分のベストを意識しましょう

そもそも、格下の相手だからと手を抜くのは失礼だと思います
(ただし、圧倒的な差がある場合はケースバイケースで、相手の練習のためにという事であれば別ですが)

試合中に緊張しすぎてしまった場面

団体戦の決勝戦、自分が勝てば優勝という場面では、普通の人であれば少なからず緊張します

たのまるはサーブする手の震えが止まらず3連続でサーブミスをしたことがあります

試合は一進一退のファイナルセット

手の震えを止めたのは仲間のこんな言葉でした

「緊張してる暇があったら、試合に集中しろ」

今聞いてもそんなにピンとくる言葉ではないのですが、その時は「勝たなきゃ」「絶対負けられない」という呪縛から解き放ってくれました

たしかに、その試合での自分は「勝たなきゃ」というプレッシャーに包まれ、対戦相手が全く見えなくなっていました
普段だと、サーブを打つときは相手の構えを見て、コースを変えたり、タイミングを変えたりしていたのですが、その時は、自分のラケットの振り方や持ち方だけを気にしていたような気がします

その仲間が言った通り、試合に集中できてなかったのです

「精神的に緊張する」「集中力を高める」というのはなんか似ているように感じますが、バドミントンの試合中のパフォーマンスとしては全く違うものになります

自分より格上、格下の相手との対戦時にも通じますが、
「バドミントンを楽しむ」
「自分のベストなプレーをする」
ことを意識することで試合に集中することができます

まとめ

・格上の相手との対戦を楽しむ!
・格下の相手でも手を抜かず、最善のプレーを意識する !
・緊張しそうになったら、相手をよく見て、バドミントンを楽しみ、試合に集中する!

以上、偉そうに書きましたが、実際の大会の時は強力な対戦相手にくじけそうになるし、緊張でミスをすることもあります

自分への反省も込めて、自分の思っていることを書いてみました